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遷ろいゆく関心事を書き留めていく

『図書館ってすごいな―こどものための図書館案内 (シリーズわくわく図書館)』 図書館本の読書メモ vol.2

図書館ってすごいな―こどものための図書館案内 (シリーズわくわく図書館)

図書館ってすごいな―こどものための図書館案内 (シリーズわくわく図書館)

図書館に関する超基礎的なことを、図書館で働いたことも関わったこともないド素人が30分でおおざっぱに理解するなら、児童書の図書館本が意外とよかったです。子ども向けの本だと思って馬鹿にするなかれ、図書館の歴史や国内外の有名図書館事例を学べます。

第1部は「図書館の昔と今」、文字の発明と古代文明の図書館からはじまり、中世ヨーロッパの図書館や、日本での図書館の歴史が紹介されています。
利用者としてしか図書館に関わったことのない、「図書館ド素人」の私のような人にとっては、
1953(昭和28)年という戦後間もない時期にできた学校図書館法という法律は、「学校には、学校図書館を設けなければならない」と定めています。 (p.16)

というのも初めて知ったことでした。

 

第2部は「日本と世界のいろいろな図書館」、多くの図書館が紹介されています。「こどものための図書館」、「こどものための活動がさかんな公共図書館」、「おもしろい特色をもつ図書館」、「世界各国の国立図書館」というジャンルに分けて紹介されており、この辺はこども向けの本ならでは。

しかし、「こどものための図書館」は16館、「こどものための活動がさかんな公共図書館」は3館、それ以外に全国のこども図書館を30館以上も紹介されており、ちょっとしたデータベースにもなります。

たった40ページの児童書なので20~30分もあれば読めてしまいますが、知っておいて損はない情報がたくさんあり、図書館クエストの冒険初心者には必読書(?)といえるかもしれません。

 

 

*** あとがき ***

児童書って意外と面白いです。内容もさることながら、大人とは違う視点で、なおかつ平易な言葉で解説されているので、表現の勉強にもなりそうです。「大人のための絵本」も人気があるようですが、子ども向けの児童書を大人が読むのも悪くないですね。おじさんが一人で児童書コーナーに入るのはやや注意と勇気が必要かもしれませんが・・・。