読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kinocotakenoco

遷ろいゆく関心事を書き留めていく

理想のベビーカーを見つけたい!国内・海外のベビーカーブランド60社

ベビーカーは展示するのに広めのスペースが必要になるので、ベビザらスやアカチャンホンポといった大型店に行っても、比較して見ることのできる機種は限られています。せっかく買うなら希望に見合ったものがほしいので、「世の中にどんなベビーカーがあるんだろ?」と思って調べてみたら、ベビーカーのブランドってものすごくたくさんあることが分かりました。

 

f:id:kinocotakenoco:20130405154629j:plain

photo credit: World Bank Photo Collection via photopin cc

 

ブランド名(もしくはメーカー名)のアルファベット順リストです。海外ブランドは日本向けサイト(公式の日本向けサイト、もしくは正規販売代理店のサイト等)がある場合、本家サイトの下に併記しています。なお、小売店(アカチャンホンポ、イオン、ベビザらス、西松屋など)仕様のオリジナルブランドは追いきれないので割愛。

今回は、国内ブランドからは10社、海外ブランドからは50社(アメリカ18社、イギリス7社、オランダ7社、ドイツ5社、イタリア4社、フランス3社、ニュージーランド2社、カナダ2社、ノルウェー1社、中国1社)、合計60ブランドをピックアップしました。探せばまだまだありそうです。

なお、ベビーカーの選び方については本ブログのこちらの記事をあわせてご参考にどうぞ。前置きが長くなりましたが、それではベビーカー60ブランド、一気にいってみましょー。

 

<<  国内ブランド  >>

[01] AirBuggy | エアバギー (GMPインターナショナル)

http://www.airbuggy.com/

おそらく「三輪バギー」のベビーカーでは日本で一番有名なブランド。2002年設立の新しいブランドですが、多くのママタレント(梨花さん、若槻千夏さん、小倉優子さんなど)が使っていることもあって、都市部を中心に街中でもよく見かけるようになりました。従来の「ベビーカーは軽量でコンパクトでなくっちゃ」という考え方とは対照的に、日本ブランドでありながら安全性・堅牢性や赤ちゃんの乗り心地を重視した、海外ブランドに近いコンセプトの高機能な三輪バギーです。

 

[02] Aprica | アップリカ

http://www.aprica.jp/

1947年創業、国内2大ブランドの一つ。マクラーレン社が日本参入する2002年まで、日本のベビーカー市場のほぼ半分を寡占していたお馴染みのメーカー。チャイルドシートや抱っこ紐、室内品など様々なベビー用品を作る総合メーカーで、ベビーカーの第1号は1949年に発表されており、長い歴史があります。コンパクトで軽量なベビーカーの代名詞ともいえる「STICK」シリーズや、地上50cmのハイシートの両対面ベビーカー「ソラリア」などが有名どころ。コンビと比べるとシンプルなデザインのベビーカーが多い印象です。

 

[03] Combi | コンビ

http://www.combi.co.jp/

国内2大ブランドの一つ。アップリカと並び、マクラーレンが参入するまで日本市場のほぼ半分を寡占していたお馴染みのメーカー。1989年からアメリカ市場にも進出していますが、2010年にMBOを実施し、翌年に上場廃止されています。定価3~5万円台のベビーカーがほとんどのアップリカに対し、定価2~3万円台のバギータイプのものから、「ディアクラッセ」や「カルディア」といった定価7万円台の高級ベビーカーまで、幅広い価格帯のラインナップがあります。

 

[04] CURIO | キュリオ

http://www.curio-web.com/

2006年に高橋製瓦株式会社内のベンチャーとして発足した純国産のブランド。日本国内の車いす製造工場で、職人によるハンドメイドで製造されています。三輪バギーのような大型中空タイヤ、棒状のハンドルバー、コイルスプリングのあるサスペンション部など、ベビーカーというよりマウンテンバイクを彷彿とさせるデザインですが、スーパーマーケットの買い物カゴを収納できるスペースがあったり、折りたたみ時にちゃんと自立するなど、日本での使用を考えて作り込まれたベビーカーになっています。

 

[05] easy5 |イージーゴー (日本育児)

http://www.easy5.jp/

米・DORELグループのSafety1st社のベビーシート「One Safe Plus」とbebeconfort社のベビーカー「Mila」を組み合わせたオリジナルセット商品なので、「純国産ブランド」ではありませんが、このセットで販売されているのは日本国内だけなので国内ブランドに入れておきます。「5」を「ゴー」と読めるのは日本人だけですしね。

 

[06] hugme | ハグミー (KATOJI)

http://www.hugme.co.jp/

ベビー用品の製造企画、卸販売を行う(株)カトージのオリジナルブランド。対面・背面・キャリーコット(前後)・バウンサーと5wayで使える「hugme」と、サイドメッシュ採用・通気ウィンドウ・後輪リンクブレーキ・折りたたみ時のオートロックなど豊富な機能の「hugme mini」があります。hugme mini は折りたたみ時に車輪が上に来る構造ですが、汚れ防止用のタイヤカバーが付属するなど、日本のメーカーらしい細やかな配慮が伺えるベビーカー。

 

[07] PIGEON | ピジョン

http://www.pigeon.co.jp/

国内トップブランドの哺乳瓶をはじめ、多くのベビー用品・マタニティ用品を扱う総合メーカー。ベビーカーとカーシートは2010年から発売されたばかりなので意外と知らない人も多そうです。アップリカやコンビに追従した感じのベビーカーが多く、「満遍なく機能を揃えたベビーカー」ですが、今一つ特徴的な機能やコンセプトがないのも事実。今後に期待です。

 

[08] pousse-pousse | プスプス (東京乳母車)

http://www.babycar.co.jp/

ベビーカーではなく「乳母車」ですが、赤ちゃんを乗せるという意味では同じなのでリストに入れました。「プスプス」(pousse-pousse)はフランス語で「押すもの」(→乳母車)という意味。

 

[09] RICHELL | リッチェル

http://baby.richell.co.jp/

製造元の(株)リッチェルはプラスチック製品の総合メーカー。ペット用品や園芸用品も作っているので、ベビーカー以外の製品でご存じの方もいるかもしれません。

 

[10] Swan | スワン (五十畑工業)

http://www.isohata-swan.co.jp/

創業は昭和2年という歴史のある会社。プスプスと同じく「乳母車」です。保育園の子どもたちがお散歩のときに乗る多人数用の大型ベビーカーも作っています。

 

<<  海外ブランド  >>

 [11] ABC Design | ABCデザイン (ドイツ)

http://www.abc-design.de/

http://www.abc-design.co.jp/

1989年創業の比較的若いメーカーですが、既にヨーロッパを中心に33ヶ国に展開、日本市場にも2010年末から参入しています。「3-TEC」というスタイリッシュな三輪バギーが主力ですが、同じデザインテイストの縦型二人乗りもラインナップしています。

 

[12] Abiie | アビー (アメリカ)

http://www.abiie.com/

座面を跳ね上げて広くすることができ、ベビーカーでのオムツ替えが楽にできる、というのが特徴のベビーカーです。製品紹介の動画はこちらこちら

 

[13] Angeles | エンジェルス (アメリカ)

http://www.angelesstore.com/

ベビー用品やおもちゃをメインに扱っていますが、こちらのベビーカーはなんと6人乗り!6つ子ちゃんたち用なのか、保育園用なのかは分かりませんが、ちゃんとシートベルトもあるし、もはやベビーカーというより遊園地のアトラクションに近い気がします。

 

[14] Baby Home | ベビーホーム (アメリカ)

http://www.babyhome.es/us/

「Emotion」という海外ブランドにしては比較的コンパクトなベビーカーを取り扱っています。Youtube動画もありますし、Pinterestにベビーカー以外の色んなプロダクトの画像ギャラリーがあります。

 

[15] Baby Jogger | ベビージョガー (アメリカ)

http://www.babyjogger.com/

http://www.babyjogger-shop.jp/

「女性でも、片手で、2秒で、折りたためる」が特徴のQuick Fold Technologyを採用しているベビーカー「City Mini」は、多くのハイウッドスターやテニスのロジャー・フェデラーなども使用しているそうです。

 

[16] Baby Trend | ベビートレンド (アメリカ)

http://www.babytrend.com/

日本での知名度は高くありませんが、ベビーカーだけでなくバウンサーやハイチェアなど色々なベビー用品を作っているメーカーです。特徴的なのは、縦型の二人乗りは色々なメーカーがつくっていますが、「縦型・三人乗り」のラインナップがある点。

 

[17] BABYZEN | ベビーゼン (フランス)

http://www.babyzen.com/

「禅」の精神をリスペクトしているというフランス人のデザイナー親子がデザインし、ドイツ・RECARO社が販売するブランド。前輪・後輪が折りたたみ時に自動的にフレームと平行にフラットに収納され、コンパクトになる機構が採用されています。

 

[18] bebeconfort | ベベコンフォート (フランス)

http://www.bebeconfort.com/

http://www.bebeconfort.jp/

日本では(株)日本育児が正規代理店になっているブランド。かわいらしいゾウさんマークのロゴです。欧米のブランドにしてはコンパクトな設計で、折りたたんだときのサイズも日本での使用に向いているものが多い印象です。

 

[19] BOB | ボブ (アメリカ)

http://www.bobgear.com/

これぞアメリカンという感じのバギーがラインナップされているブランド。オフロードでも快適、という謳い文句があり、60cm以上の横幅、巨大な前後輪タイヤ、30kg超えの重量制限(荷物含む)など、とにかくワイルド。日本的に「普通の」ベビーカーには飽きた、という方にオススメ。

 

[20] BRITAX | ブリタックス (アメリカ)

http://www.britax.com/

BabyJogger社の「City Mini」と同じ2ステップの簡単な折りたたみ機構の「B-AGILE」というベビーカーがあります。見た目も City Mini とほとんど同じ。見分けるのはなかなか難しいです。両者を比較した動画がありますが、横に並べないと分からないですね。

 

[21] bugaboo | バガブー (オランダ)

http://www.bugaboo.com/

日本でもblossom39をはじめ、様々なネットショップで販売されており、多くのセレブが使用しているということもあって知名度が上がってきたブランドの一つ。機能も豊富なんですが、折りたたみ時の自立機能がないなど、日本向けとは言い切れない部分もあります。

 

[22] bumbleride | バンブルライド (アメリカ)

http://www.bumbleride.com/

2004年に立ち上がったばかりの新しいメーカーで、すっきりした印象のデザインの三輪バギーが主力製品です。どのバギーも、ファブリックの原料にはリサイクルPETと竹を50%ずつ使用しており、環境にやさしい製品となっています。

 

[23] Chariot | チャリオット (カナダ)

http://www.chariotcarriers.com/

http://www.pleasant-bf.com/

スポーツベビーカーで有名なブランド。ジョギング用や、自転車で引っ張るタイプ、自転車の横に取り付けられるサイドカーのようなタイプのものもあります。

 

[24] chicco | キッコ (イタリア)

http://www.chicco.com/

http://www.chicco.co.jp/

1946年に医療器具を製造する会社として創業されたアルツァーナ(ARTSANA S.P.A.)社が展開するベビー用品のブランド。脚を固定したまま360度回転させられる「I-Move」を展開しています。

 

[25] CONCORD | コンコルド (ドイツ)

http://www.concord.de/en/

http://www.concord-japan.com/

FCバルセロナリオネル・メッシが使用するベビーカーブランド。メッシが使っている「CONCORD NEO」は、全輪の独立懸架サスペンション、手元ブレーキ、55cmのハイシート、ハンドルバーは7段階、サンシェーは4段階、リクライニングは3段階、フットレストは5段階に調節可能、という高スペックバギーです。

 

[26] COSATTO | コサット (イギリス)

http://www.cosatto.com/

http://www.cosatto-jp.com/

シルエットはベーシックなデザインですが、キャラクターやポップな柄を全面に押し出す個性的なデザインのベビーカーを展開しています。横並びの二人乗りベビーカーも、「赤ちゃん」らしさ全開のデザインです。「ベビーカーって、どれもこれも地味すぎ!」と思ってる方はぜひどうぞ。

 

[27] Cybex | サイベックス (ドイツ)

http://cybex-online.com/

安全性、機能性、洗練されたデザインといったところに注力されており、いかにも「ドイツらしい」印象のベビーカーです。2009年頃からアカチャンホンポでの取り扱いがあったようなので見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。Cybexはベビーカー以外にも近未来感が漂うベビーシートを作っています。

 

[28] Delta Children | デルタ・チルドレン (アメリカ)

http://www.deltachildren.com/

日本での知名度は低いですが、1967年設立という歴史のあるブランド。低価格帯のベビーカーがウリで、キャラクターものの軽量バギーや、二人乗りのベビーカーもラインナップされています。

 

[29] easywalker | イージーウォーカー (オランダ)

http://www.easywalker.nl/

reddot や Baby Innovation など、数多くのデザインアワードを受賞した「june」をはじめ、三輪バギーの「sky」や、二人乗りの「duo」などのラインナップ。機能面の説明はほとんどないですが雰囲気が可愛い「june」のプロモーション動画があります。

 

[30] GoodBaby |グッドベビー (中国)

http://www.gbinternational.com.hk/

http://www.hir.co.jp/gbj/

社員数17,000人という欧米市場にも進出している中国拠点の大企業です。日本では廣瀬無線電機(株)が日本総代理店となっています。「T-bar」というハンドルがT型のバー状になっているベビーカーがあります。

 

[31] GRACO | グレコ (アメリカ)

http://www.gracobaby.com/

http://www.gracobaby.jp/

アメリカで1942年に金属製品をつくる会社としてスタートしたメーカーです。ベビーカーは、日本向けサイトではあまりたくさん種類がありませんが、米国の本家サイトには三輪バギータイプを含め、たくさんのラインナップが揃っています。なお、日本でのGRACO製品の問合せ対応・アフターサービス等はすべてアップリカが行なっています。

 

[32] Hartan | ハータン (ドイツ)

http://www.hartan.de/en/

http://www.carmate.co.jp/hartan/index.html

なんと1892年創業という、120年以上の長い歴史を持つベビーカー専門のメーカーです。ドイツらしい安全・堅牢なものづくりが随所に見受けられます。例えば、「Racer S」は前輪がダブルタイヤで後輪がシングルタイヤで、サスペンション機能を含め、走破性や安全性が徹底的に考慮されています。

 

[33] iCandy | アイキャンディ (イギリス)

http://www.icandyworld.com/

ドイツメーカーとは対照的に、全体的に丸みのあるやわらかいデザインのベビーカー。ラインナップタイトルには「cherry」、「apple」、「pear」、「strawberry」、「peach」などの果物の名称があてられています。ブランド発足は2005年と最近ですが、EU圏を中心に急速に拡大展開しています。フルサイズの大きめなものが多いですが、デザインがやわらかいのでゴツさを感じさせません。

 

[34] i'coo | アイクー (ドイツ)

http://www.icoo.de/en/

2002年設立の新しいブランドで、ベビーカーだけでなくバウンサーやベビーチェアなども扱っています。ベビーカーはベビーカーらしからぬ高スペックのものがあり、例えばフレームは剛性の高さだけでなく光沢のあるアルマイト加工が施されていたり、キャスターもプラスチックをあまり使わずにアルミを多用していたりと、「何かの競技用・・・?」と思ってしまうほどの凝った仕様です。

 

[35] Inglesina | イングリッシーナ (イタリア)

http://www.inglesina.com/

http://www.casarich.co.jp/

1963年創業のイタリアの老舗ベビーカーブランド。第1号製品の「London」と同じ乳母車型のものから、近代的なデザインのフルスペックベビーカー、軽量のバギータイプ、二人乗り、縦型二人・三人乗りなど、ラインナップが豊富です。全体的にスタイリッシュでオシャレなデザインのものが多いです。

 

[36] Jeep | ジープ (アメリカ)

http://www.jeepworld.com/merchandise/jeepstrollers.htm

Jeepブランドのベビーカー、日本でもベビザらス等で見かけたことがある人も多いかもしれません。日本でよく見られるJeepのベビーカーは軽くてコンパクトで低価格なタイプのものが多いかもしれませんが、本家サイトには三輪バギーのフルスペックベビーカーもラインナップされています。

 

[37] Joie | ジョイー (イギリス)

http://www.joiebaby.com/

比較的コンパクトなタイプが多く、日本市場にも受け入れられそうなベビーカーをつくっているイギリスのブランド。片手で簡単にたためる三輪バギーの「litetrax」もあります。ベビーカーではありませんが、「Stages」というチャイルドシートが2012年の日本のペアレンティングアワードを受賞しています。

 

[38] Joolz | ジュールズ (オランダ)

http://www.my-joolz.com/

http://www.joolz.jp/

日本ではモデルのSHIHOさんが使っているということが2012年2月号の雑誌「Domani」で紹介されたのがきっかけになって一気に知名度が上がったブランド。エルゴノミックで高級感のあるデザインです。本体だけでも105,000円、これにオプションでモスキートネット(3,150円)、コンフォートスクリーン(3,150円)、スリーピングバッグ(12,600円)、パラソル(6,300円)などがあります。ハイクラスベビーカーを探していて、STOKKEの「xplory」などを検討されている方は比較してみてもいいかも。

 

[39] joovy | ジューヴィ (アメリカ)

http://www.joovy.com/

http://www.joovy-japan.com/

ベビーカー以外にも子ども用三輪車やハイチェア、potty chairなどを扱っているアメリカブランド。“sit and stand”タイプの二人乗りベビーカー「Caboose」が主力商品です。日本の代理店サイトには数種類しか掲載がありませんが、本家サイトには一人乗り~三人乗りまで多彩なラインナップが揃っています。製品の良し悪しとは関係ありませんが、三人乗りの「Appletree Big Caboose」を使っている様子の写真や、pottyを使ってる子の様子がカワイイです。

 

[40] Kinderwagon | キンダーワゴン (アメリカ)

http://kinderwagon.com/

2010年リリースの新しいブランド。ロゴデザインにもなっている赤・黒の水玉をモチーフにしたかわいらしいファブリックデザインです。「DUOシティライト HOP」は、縦型二人乗りにしては横幅が50cmとかなりコンパクトな設計で、改札も楽に通れます。

 

[41] Kolcraft | コルクラフト (アメリカ)

http://www.kolcraft.com/

日本ではあまり見かけないブランドですが、会社自体は50年以上の歴史があるようです。シートの向きを変えて6パターンのシートポジションがつくれる縦型二人乗りのタンデムや、三輪バギー、軽量タイプのバギーなどがあります。

 

[42] MACLAREN | マクラーレン (イギリス)

http://www.maclarenbaby.com/

http://www.maclaren.jp/

1965年から続くイギリスの老舗。2005年頃から日本中に海外ブランドのベビーカーを広めるブームのきっかけをつくった、おそらく日本で一番有名な海外ブランド。「日本限定仕様」の製品が多く、例えば「volo」はコンパクトなサイズと細やかな機能面の配慮は非常に日本向けだといえますが、一方で折りたたみ時に自立しないなど、海外ブランドゆえの歯がゆい点も見受けられます。なお、F1のレーシング・チームのマクラーレン(McLaren)もイギリスの会社ですが、ベビーカーのマクラーレン(MACLAREN)とは何の関係もありません。グループ企業でもなければブランドとしても一切関係なしです。F1好きのお父さん、ご注意を。

 

[43] Mamas&Papas | ママス・アンド・パパス (イギリス)

http://www.mamasandpapas.com/

http://www.rakuten.ne.jp/gold/mamasandpapas/

1979年設立の英国ブランド。日本ではピジョン(株)が独占販売契約を結んでいます。日本サイトのリンク先が楽天になっていますが、これはピジョン社がMamas&Papas販売サイトを楽天に移行したため。シンプルなデザインのベビーカーが多く、タイヤホイールのデザインが特徴的な「Urbo」や、シートやフードのカラー・柄が選択(付け替え)でき、三輪・四輪の2タイプがある「Luna」シリーズがあります。

 

[44] Maxi-Cosi | マキシコシ (オランダ)

http://www.maxi-cosi.com/

http://www.maxicosi.jp/

トラベルシステムといえばマキシコシ、というくらい有名なDorelグループのブランドです。日本ではAirBuggyを展開する(株)GMPインターナショナルが総代理店となっています。Maxi-Cosiのオリジナルベビーカー「Noa」は、横幅48cmとコンパクトで、折りたたみ時にも自立し、そのままキャリーバッグのように持ち運べます。

 

[45] MICRALITE | マイクラライト (イギリス)

http://www.micralite.com/

http://www.micralite.jp/

イギリスブランドにしては男性が好きそうなシルエットのベビーカー。「toro」「Super-lite」「Super-lite Classic」という3つのラインナップがあり、どれも独・Hartan社の「Racer S」のように、前輪がダブルタイヤで後輪がシングルタイヤです。大型の中空タイヤのため、振動吸収に優れていますが、定期的な空気入れが必要です。

 

[46] Mutsy | マッツィ (オランダ)

http://www.mutsy.com/

http://www.mutsy.jp/

1937年創業の老舗ブランド。キャリーコットを組み合わせるタイプのベビーカーで、最大の特徴はハンドルバーの下部に支えとなる支柱がなく、フレームが横から見たときに「L」字になっている極めてシンプルなデザイン。サイドビューのシンプルさとしてはおそらく世界一ではないでしょうか。ブランドのロゴマークは、このフレームシルエットをモチーフにしているようです。

 

[47] Myo Tronic | ミオ・トロニック (イタリア)

http://www.myotronic.it/

http://www.nihonikuji.co.jp/myotronic/index.html

充電式バッテリーを搭載し、ハンドルバー部でのコントロールで自走する電動ベビーカー。最大斜度20%の勾配を登ることも可能です。電動アシスト付き、というだけでなく、シートを付けたまま回転させて前後を変えられたり、ハンドルレバーの高さ(角度)調整、足元のブレーキなど、158,000円という価格に見合う高スペックなベビーカー。分かりやすい紹介動画があります。

 

[48] mountain buggy | マウンテンバギー (ニュージーランド)

http://mountainbuggy.com/

1992年創業、スポーティなデザインの三輪バギーのブランド。同社のYoutubeチャンネルにはたくさんの動画があります。段差を超えるときに、少ない力でも前輪を楽に持ち上げられるのがウリのようです。

 

[49] nuna | ヌナ (オランダ)

http://www.nuna.eu/

http://www.katoji.co.jp/product/index_263.html

オランダのデザインチーム発のブランド。ベビーカー以外にもバウンサーやハイチェアなどがあり、世界30ヶ国以上に展開しています。スーパーモデルのミランダ・カーも使っているベビーカーの「pepp」は39,900円という価格帯ながら、ワンタッチの左右ブレーキや、高さ調整も可能で握りやすさにも考慮された立体的な曲線形状のU字型バーハンドル、ボールベアリング内臓のタイヤなど、高機能なベビーカーです。公式の紹介動画もありますが、個人の方がUPしている動画も分かりやすいです。

 

[50] orbit baby | オービットベビー (アメリカ)

http://www.orbitbaby.com/

ニコールリッチー、ハルベリー、サラミシェルゲラーなど、「有名セレブが多数愛用」しているらしいブランド。日本での正規代理店はないためネットショップで購入するか個人輸入することになりますが、「Travel System G2」は360度の回転機構や、片手での折りたたみなど、豊富な機能のあるハイクラスベビーカーです。お値段も$940となかなかのハイクラスですが。

 

[51] Peg-Perego | ペグ・ペレーゴ (イタリア)

http://global.pegperego.com/jp-en/

http://www.katoji.co.jp/product/index_9.html

ベビーカー以外にも、バウンサーやハイチェア、おもちゃなども扱う総合ベビー用品メーカーで、半世紀以上の歴史を持つイタリアの老舗ブランド。主力商品の「Si」は、いたってベーシックなデザインの四輪ベビーカーですが、360度回転の大径シングルタイヤ、立ったままでレバーを引き上げるだけの簡単な折りたたみ機構、折りたたみ時の自立、すっぽり被せられる大型の幌、フロントガード・フットマフ・レインカバーの標準装備など、非常によく考えられてつくられています。

 

[52] phil&teds | フィルアンドテッズ (ニュージーランド)

http://philandteds.com/jp

1994年設立、ニュージーランド発のブランドですが、主な市場はイギリス、オーストラリア、アメリカで、世界40カ国以上、2000以上の店舗で販売されています。子どもの成長や人数にあわせて一人乗りから二人乗りへと用途を変えられるバギーが主力で、日本では正規の販売代理店以外にもphil&tedsを取り扱うネットショップはたくさんあり、いくつかの店頭でも見かけられる日本でも知名度の高い海外ブランドの一つです。また、マドンナやナオミ・ワッツなど数多くのセレブが使っているようです。

 

[53] Quinny | クイニー (オランダ)

http://www.quinny.com/

http://www.quinny.jp/

Dorelグループのブランドの一つで、マキシコシのトラベルシステムが使えます。日本ではGMPインターナショナルが正規総代理店。定価70,000円前後の「MOODD」「BUZZ」などのハイスペックな三輪バギーがあります。「MOODD」の鮮やかなホワイトフレームはヨーロッパブランドらしい目を引くデザインです。

 

[54] Red Castle | レッドキャッスル (フランス)

http://www.redcastle.fr/index-en.html

ベーシックなデザインの四輪ベビーカーと、三輪バギー、二人乗りなどのラインナップがあります。「Luxos」という機種のフットマフとフードでほとんど赤ちゃんが見えなくなるくらいの防寒っぷりがすごいです。

 

[55] Safety 1st | セイフティファースト (アメリカ)

http://safety1st.djgusa.com/

http://www.safety-1st.jp/

コンパクトなアンブレラ、二人乗りのタンデム、フルスペックの三輪バギー、トラベルシステムが使えるものなど、ほとんどのラインナップが揃うDorelグループのブランド。本家サイトでは、低価格帯のものからハイスペックなプレミアム系バギーまで数十種類の機種がありますが、(株)日本育児による日本サイトはチャイルドシートのみの掲載となっているようです。

 

[56] Schwinn | シュウイン (カナダ)

http://www.schwinnbikes.com/gear/jogging-strollers

http://www.schwinn-jpn.com/

こちらもDorelグループのブランド。メインプロダクトはベビーカーではなく自転車で、日本の総輸入元マルイ社のサイトは自転車のみの取り扱いとなっています。本家サイトで見れるSchwinnのベビーカーは、ものすごく自転車っぽいデザインのタイヤです。Schwinnの自転車ファンの方向け、なんですかね。

 

[57] Silver Cross | シルバークロス (イギリス)

http://www.silvercross.co.uk/

http://silvercrossjapan.jp/

1877年創業、130年以上の歴史のあるイギリスの老舗中の老舗ブランド。職人による手作りで年間にたった“700台”だけの限定生産という「Balmoral」(お値段なんと417,900円!)や、“ロイヤルクラシック”なデザインの「SleepOver」といったプレミアムなベビーカーもあれば、近代的なデザインの「Surf」や、24,150円という手頃な価格の「Fizz Air」、ポップなファブリックデザインの「Zest」などがあります。低価格帯のベビーカーであっても総じて完成度は高いものが多いです。

 

[58] Stokke | ストッケ (ノルウェー)

http://www.stokke.com/ja-jp/

「トリップトラップ」が非常に有名なノルウェーのベビー用品ブランド。新生児用のキャリーコットや各種のオプションを入れると15万円を優に超えるハイクラスベビーカー「xplory」はコートニー・コックスが使っているそうです。価格も高いですが、それに見合う品質・機能となっており、例えば一般的に「ハイシート」と謳われているベビーカーが低く思えてしまう脅威の70cmハイシートに加え、素材や細部のデザインにも徹底的にこだわって作られています。ハイクラスベビーカーのお手本ともいえるベビーカーです。

 

[59] UPPA baby | アッパベビー (アメリカ)

http://www.uppababy.com/

2006年設立の新しいブランドですが、ムダのない洗練されたデザインのベビーカーが多く、注目度の高いブランドです。機能的にも、深く覆えるフード、片手で調整できるリクライニング、高さ調整のできるハンドルバーなど、揃っていてほしい機能がきちんと盛り込まれています。双子のいるサラ・ジェシカ・パーカーがUPPA Babyを使っているようです。

 

[60] 4moms origami | フォーマムズ オリガミ (アメリカ)

http://www.4moms.com/

http://www.4moms.jp/

「Myo Tronic」は走行時の電動アシストでしたが、こちらは“開閉”が電動です。しかもボタン一つ押すだけの全自動開閉。デザイン・機能を含め、ものすごく近未来感が漂う仕上がりです。アメリカでは「Origami」という和風な名称ですが、日本ではなぜか「4moms Stroller」が名称とのこと。後輪の発電機構で走行中にセルフチャージを行い、バッテリーからiPhoneなどに充電を行うこともできます。ハンドルバーにはスピード、歩行距離、温度、搭乗インジケーター、バッテリー残量などを表示するデジタルパネルがあり、フレームには周囲の人に存在を知らせる埋込み式のライトを装備しています。すごいスペックです。アカチャンホンポや、そごう、西武などの百貨店で販売されているようです。

 

 

 (注:A型・B型という分類について)

この記事では、日本でベビーカーを検討する際によく見られるSG基準による「A型」「B型」という分類は行なっていません。SG基準はあくまで日本独自の安全規格であり、海外ブランドのベビーカーを「A型」「B型」には分類できないため、比較する上であまり意味がないからです。

また、SG基準も2009年3月の改訂でより欧米規格に近い基準になっており、例えば従来は生後24ヶ月までとされていた使用期間がA型・B型それぞれ最大48ヶ月までとなったことを受け、日本ブランドでもロングユース対応のベビーカーが増えました。

日本ブランドと海外ブランドのベビーカーを比較する際には、「生後何ヶ月から何歳まで使えるか」、「リクライニング角度はどうか」、という2つの視点で比べることが、A型・B型という分類で比較するのと(意味的には)ほとんど同じです。ベビーカーのSG基準については製品安全協会の「乳母車」PDF資料をご参照ください。

 

 

*** あとがき ***

海外のベビーカーはメーカー、ブランドごとにコンセプトがかなり違っていて、調べるのが楽しかったです。日本のベビーカーメーカーは細かい部分では異なる特徴がありますが、2大メーカーが競争してきた市場ということも影響しているのか、なんだか似たり寄ったりなシリーズが多いですね。海外メーカーがどんどん参入してくれば、国産ベビーカーにも面白い機能やデザインのものが出てくるかもしれません。